シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

【養生ワークショップ@トノマチマーケット】3月4日㈯の内容など

毎月の楽しみになってきた
トノマチでの養生ワークショップ

今回のテーマは「春養生」
色々と動き出す春の身体
主に骨と関節についてのお話でした


春養生
のびのびできるとそれで良し


その中でも特に大切なのは
骨盤と肩甲骨の動きです


そして
その間に位置する背中の役割


腰と背中と肩甲骨
身体の根幹を支える三点セット


家庭でできる養生として
体操と吸い玉を体験していただきました


■体操
毎日の体操に役立つ
滞りやすいポイント2ヶ所


操体法を参考に操体法 - Wikipedia
膝裏と耳の後ろをチェック


この2か所は痛み(滞り)が出やすい部位
簡単な手当てでスッと巡りがよくなります


両手と両ひざで肩幅に立ち
肘を曲げることなく腰背部を中心に
四方八方に伸ばす運動など


■吸い玉(カッピング)
現在中国の大学病院では
ガラス玉と竹製(筒型)の2種類が使われている

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今回は腰背部に6個ほど
プラスチック製の吸い玉を体験していただきました


老若男女
どんな症状も根本は
瘀血と痰飲が始まりと考えられます


・血管の弾力性
・血液浄化
・浮腫み解消

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古くからあって
今でも残っている民間療法


どんどん体験していただこうと思います



↓吸い玉紹介の記事です
amigo330.hatenablog.com

【病気に至る5つの段階を知る!】3月講座内容のまとめ

昨日の講座内容のまとめです
(備忘録ですが復習も兼ねて)
 
■テーマ「病気に至る5段階」について

 ストレス⇋疲れ⇋痛み⇋病気の流れを知る

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1)病気・症状は「ストレス」から始まる
 ・自分で気づくポイントは二便、食欲、睡眠

 

2)自分で「疲れ」があるかどうかを知る
 ・呼吸が浅い⇋腎の納気作用⇋冷えなど
 ・肌荒れ⇋特に踵は腸の荒れを現している

 

3)「痛み」がある部位でわかる自分の弱点
 ・特に眼・鼻・耳は脳の働きと直結している
 ・糖尿病と脳・腸の働きの関連性
 ・歯の弱さ⇋腎の弱さ⇋全身のバランスが乱れている

 

4)傷病別の総患者数(参照:厚生労働省「患者調査」) 

 ・圧倒的一位は高血圧、次いで歯周病糖尿病
 ・動脈硬化を題材に血管・血液の仕組みなど

 

 

 図録▽主な傷病別の総患者数

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5)死因順位4位までを知る

  ・ガン、心疾患、肺炎、脳血管疾患

 

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その他
免疫を上げるためにできること
 ・自分の免疫力を知る(好中球・リンパ・単球)
 ・気功体操(気沈丹田、心静用意)
 

以上です

 

来月は主に「人体観」について
 ・気血水
 ・臓腑経絡
 ・体質(先天の精、後天の精) 

 

どうぞよろしくお願いいたします

 

 

※3月他教室のご案内
 ・3月21日(火)14時 三田
 ・3月22日(水)10時 六甲さくらみ

 

 

※3月、4月芦屋推拿空き状況のご案内
 ・3月9日(木)13時
 ・3月23日(木)15時
 ・4月10日(月)10時
 ・4月20日(木)13時

 

 

※4月やくぜん倶楽部のご案内
 ・4月6日(木)10時宝塚ソリオ
 ・4月13日(木)14時芦屋

 

【宿題は時代遅れ!?】フィンランドの教育にみるHappy Trainingのヒミツ

フィンランドの教育」

10分程度の映像ですが

子供教育について

終始自分の不勉強さを感じる始末でした

 

 

■キーワード

・宿題は時代遅れ

・脳を休ませることが新たな学びに繋がる

・選択問題(統一テスト)は廃止⇨自分で答える

 

 

映像の最後のほう

マイケル・ムーア氏と数学教師の会話です

Q:教えている科目は何ですか?

A:数学やで

Q:先生が生徒に一番伝えたいことって、幸せになる方法を学んでほしいってこと?

A:せやねん

www.youtube.com

 

観終わると自然と泣けてきました

子供が宿題をしているところを見かけているからでしょうか

学校教育に不満があるからでしょうか

子供の将来を案じて気が焦ったからかな

何か悔しかったのかな

 

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ふと

教育(学び)という意味では

大人も子供も同じことやなと思いました

 

人間って

脳にストレスがあると

なかなか前に進めないものです

 

 

No Relax No Progress

焦るほど流れにのれない

急ぐほど忘れ物をする

慌てるほどミスをする

※すべて自分にあてはまります

 

 

病気や症状も同じこと

❶ストレス

❷疲れ

❸痛み

❹病

という順番で引き起こされますね

 

 

なにかあったときは!?

まずはリラックスすることから始ましょう

 

 

自分だけのリラックス法

最低3つは用意しておきましょう

そして実践しましょう

 

 

すべてはHappy Training

という言葉で集約できるかもしれませんね

 

 

それでは失礼します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※世界へ羽ばたく親友のコンサルタントから以下記事を教えてもらいました

学力世界一のヒミツが述べられています

ご一読くださいませ

hatenanews.com

 

 

 

【目の病は背骨の硬さから始まる!?】回復の順番は背骨⇨頭⇨目と知るべし!

大人子供を問わず

視力低下を抑えることはできるのでしょうか

 

 

最近は特に子供の視力低下が進んでいて

眼鏡やコンタクトに頼ることが多いようです

 

 

以下ほんの一例ですが現状を知らせるデータです

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厚生労働省の学校保健統計調査】

 

■特徴

 ・青色の1.0~0.7が6歳ごろから減っていく傾向

 ・緑色の0.3未満が7歳ごろから一気に増える傾向

 

 

ゲーム・パソコン・姿勢など

原因はいくつかあげられますが

何かお手伝いできることはないのでしょうか

 

 

10年ほど前

断食体験中に興味深いお話を聞きました

 

 

大人子供関係なく

目の悪い人には共通点がある

 

 

それは皆背骨が硬いということでした

 

 

背骨が硬いと頭の働きが鈍り

目の栄養不足状態を引き起こしてしまう

 

 

目は毛細血管が他よりも圧倒的に多い部位なので

何かと影響を受けやすい弱さを持ち合わせています

 

 

また断食道場などでは

血管は筋肉と表現される方が多いです

 

 

血管は筋肉

適度に栄養補充&運動などできれば

自ら成長する力を秘めているということです

 

 

さて動物は

1)脳からの指示を受けて

2)背骨が動き

3)手足が動き始まる

と考えます

 

 

背骨は重要なつなぎ役です

 

 

ライオンもワニも

チーターもヘビも魚も

みんな背中(背骨)がよく動きますね

 

 

背骨が柔軟でないと

走ることができず

獲物を捕ることができなくなります

 

 

人間も同様に

背骨を丈夫にしなやかな状態を保つことが大切になります

 

 

背骨を守ることは

目を労わることにつながります

 

 

では具体的に

どのようにして背骨を守ればよいのでしょうか

 

 

一番のおススメは

骨盤と肩甲骨の動きをスムーズにすること

 

 

其々の関節をほぐす体操もよし

温めてみるのもよし

人に手伝ってもらって手を当ててもらうもよしです

 

 

これからの時季は

特に関節の動きが鈍りやすくなり

その影響をうけて

目の症状も出やすくなります

 

 

何事も一発逆転のホームランはありません

すべては小さな変化から始まります

 

 

まずは

質のよい血液を

目に送り届ける意識を持ちましょう

 

 

背中(背骨)を意識した養生

始めてみませんか? 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下余談です

<断食道場で教わった目に関するキーワード>

・入れ歯はあっても入れ目はない

・近視は遺伝ではない

・眼鏡で満足するな

・目薬は役に立たん

・ドライアイに気をつけろ

・涙はリセットの神様

等々です

 

 

また

脳の字の右辺について

以下のような説明を受けました

 

「ツ」と「凶」から成りますが

「ツ」⇨目・鼻・耳のこと

「凶」=目鼻耳からの情報を頭の中でミックスする意味

 

なるほどわかりやすいなぁと思いました

(よく講座でお話させていただきます)

 

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中国では老眼を花眼といいます

初めて知った時は美しい字だと思いました

花をみるようにぼんやりでもエエやんか

確かそんな意味だったような気がします

 

 

雪が残っているところもありますが

ちょうど梅の花が咲き始めました

 

 

もう春はすぐそこまで来ています

 

 

 

それでは失礼しますっっ

 

 

 

 

 

 

 

【えっ!?骨が!?ですか?】新陳代謝が乱れる春は骨が脆くなりやすい!?

こんばんは

本日は野良作業に燃えた一日

木を二本引っこ抜きました^ ^

根っこがしぶといといいますか

思いもよらず大苦戦でした^ ^

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人体には

古くなったものが新しいものと自然と入れ替わる

代謝という機能があります

 

 

今回はそのなかでも

骨の代謝について考えみたいとおもいます

 

 

これから始まる春養生

骨(関節)の円滑な動きがキーワードになるからです

 

 

陽気がポカポカする春は

何かとウズウズしてしまう時季ですね

骨も同様に伸び伸びと動き出すタイミングになります

 

 

春は肝といいます

肝の働きの一つが新陳代謝です

 

 

肝の働きが低下

代謝が弱る

⇨骨が脆くなる

と考えます

 

 

特に肩甲骨と骨盤の動きが鈍くなって

骨の代謝力の度合を知らせてくれるというわけです

 

 

そもそも骨とは

・軽くて丈夫

・変化成長するもの

 

 

また働きとして 

・内臓を守り

・カルシウムを貯蔵し

・骨髄で造血作用あり

などがあげられます

 

 

中医学において

この骨が弱いということは・・・・・・

 

 

生命力そのものが弱ってきていると考えます

  

 

ですので

⇨骨の代謝を助ける

⇨関節の動きをスムーズにさせる意識が大事です

 

 

肩甲骨と骨盤の2点を重点的に

手当て法や体操を練習しましょう

 

⇩おススメ肩甲骨はがし体操デス

www.youtube.com

 

3月開催の講座・ワークショップは

この2点を重点的にお伝えします

 

 

日程など詳細は改めてお伝えします

 

 

どうぞよろしくおねがいいたします

 

 

 

 

【わたしが治ると病が治る!?】自分でつくる養生の道っ!

おはようございます

 

昨夜は「わたしが治る12の力」(著者・上野圭一氏)を読み直していました

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個々が持っている「治り方」

その引き出し方法が12種類ピックアップされています

 

本屋で見つけて

最初のプロローグを見て購入を決めました

 

最初の言葉は

<わたし>が治れば、病気は治る?です

 

 

それから以下

野口整体創始者・野口晴哉氏の言葉も載っています

病は治るもの也

何かをしなくとも自ずから治るもの也

治らざるは、自分が病んでゐるから也

自分が病まねば、病は自ら去る也

それが病むということ也

 

 

この2つのインパクトにやられましたっ

 

 

この言葉には本当に影響を受けました

 

 

当ブログのコンセプト「自分で気づく、自分で治る」

この2つの言葉から生まれたといっても過言ではありません

 

 

世の中健康情報はたくさんあります

そこから選択して自分なりに実践しなければなりません

 

 

何をどう実践すればカラダが喜ぶのか

スッと肚に落ちてくればもう大丈夫

 

 

頭で理解

心で納得ができれば

あとは実践あるのみ

 

 

カラダはみるみる変わります

 

 

実践後に出てくる課題

それはサボってしまうこと

 

 

誰にも起こりうることですね

みなさんはいかがでしょうか

僕は得意です(笑)

 

 

そんなとき

よく思い出す言葉があります

 

 

一の字、積の字、甚だ畏る可し(おそるべし)

 

 

最初の一歩が肝心

その後の継続も力なり

ということ

 

 

⇩過去ブログです

簡潔にまとめました

amigo330.hatenablog.com

 

 

誰しも

自分でつくる養生道があります

 

 

自分の個性に従って

道を進まなければいけません

 

 

 

 

【三分治七分養って何のこと!?】

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中医学には「三分治七分養」という言葉があります

 

治り方の原則として

治療3割、養生7割という考え方のこと

 

この治り方を知ることが

健康生活への第一歩につながります

 

さらに踏み込むと

暮らしを調えることが究極の答えになります

食・動・想・息・絆の5点セットです

 

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万人皆個人

養生法も人それぞれですね

 

ただ三分治七分養の原則は変わらないということ

現代は逆さまになってしまっているかもしれません

 

改めて見直してみると

何か新しい気づきがあるかもしれません

 

家に閉じこもっていても

何も始まりません

 

これからは春陽気のなか

身も心もぽっかぽかになります

気が高ぶりすぎないようお気をつけくださいませ

 

 以下思いつき「春のおススメ養生」です

 1)うまいこと老廃物を排出し

 2)うまいことストレス解消して

 3)気が滞らないよう気をつけましょう

 

気の巡りやストレス解消には

土の香りがグッドです

 

自然のチカラを上手に活用して

体調管理に努めましょう

 

それでは今日はこのへんで

失礼しますっ