昨日、帰宅して一人夕飯を食べていると、
ハチマキ・ハッピを着こなして、タマキチが踊り出した。
真剣な眼差しでめっちゃ良かった。
どっこいしょ~どっこいしょっ!
力強く!あぁ~どっこいっしょっ!
ちょっとふらふらやけど、もいっかい、どっこいしょっ!
運動会が楽しみ!
「自然治癒力って何やろ?」
時々、ぼぉーっと考えてしまうことがある。
いつものことながら、これやっ!って納得できる答えが浮かばんで、一人で悶々としてまう。
こういうとき、必ず読み返している一冊の本がある。
数年前に、ナマケモノ倶楽部の辻信一さん&翻訳家・鍼灸師・上野圭一さんの対談ライブを見に行って、「代替医療」という世界の魅力を改めて教えてもらった。
その時に偶然購入した一冊の本。
何度読んでも、その都度新しいことに気づかせてくれる大切な一冊。
よく人にもお勧めしている本。
以下、覚え書き
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日本人は明治まで「自然」という言葉を持たなかった。
西洋文明が入ってきて、nature(ネイチャー・ナチュール)という言葉を翻訳するために<自然>という言葉が考えられた。
自然と共に生きて、身近な<自然>はそもそも対象化する必要がなかったので、
自然という言葉がなかった。
ただし、中国から゛自然(じねん)゛という言葉は伝わってきていたが、
「自ら」という意味だった。名刺ではなく、副詞だった。
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ドイツ医師クリストフ・フーフェラントの中心思想は「ゲネーセンデ・ナトゥール(自然に治る力)」にあった。彼の思想の集大成である『エンシリオン・メディクム』という著書は日本にも幕末に輸入された。幕末当時は「ゲネーセンデ・ナトゥール」は「自然良能」と訳されていた。
自然良能の3つの特徴
1)感応力
有形無形を問わず、必ず抵抗して外からの感動(害作用)あれば、これを防ぐ力
2)資成力
内からの力に抵抗し、体内に異常の物質あれば自家同質のものとするか、体外に排出する力
3)抵抗定則
体力消耗したとき、しばし休憩し、栄養補給すれば元に復する力
明治末期~大正時代に読みつがれた『医界之鐵椎(てつつい)』(和田啓十郎著)には、
「およそ医療なるものは自然良能の及ばざる所を補佐するのみにして足る」と述べられている。
自然良能の定義は
「自然の妙用間断なく活動せるにありて、もってよく外来の侵襲物を防御し、
体内の病毒を排除し、わが健康保持に対して全力を傾注しつつあるもの」。
いまこの瞬間にも「間断なく活動」して、免疫作用や治癒作用をつかさどり、
「健康保持」のために惜しみなくはたらいてくれているもの。
それが自然の「良能」(生まれながらに備わっているすぐれた能力)であるという。
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「生まれながらに備わっている、すぐれた能力」って、わかりやすくていいなあ。
止めようと思っても、止まらない。すごい。
ユーザーとプロバイターの双方がその良能を信頼することによって初めて、
代替医療実践の価値が生まれる。ということ。
「全人類の治癒力は、すべてカラダの中にある!」
よし!これでいい!なっとく!