シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

「自然」を考える

昨日は綺麗なお月さんが見えた。

子供が喜んでた。

「とうちゃん!見てみぃ。まんまるやで!」

「きれいやなあ。よかったなあ!」

8月中旬に21日参りを始めてから、

毎日神社参りを続けてる。

東京出張のときは、さすがに無理やけど。

その影響もあってか、

ここしばらく「自然」という言葉について

あれやこれやと考えることが多くなってる。

「自然って、そもそもどういう意味?」

こういうときは

自分なりに解釈できると一番いい。

漢字を英語に訳してみると

新たな発見があったりして結構おもしろい。

自然=nature

これでええのやろか?と自問してみる。

自然=let it be

このほうがしっくりいくで。

そもそも西洋思想と東洋思想の違いがあるから

「これやっ!」っていう完全なる答えはでてこない。

気にしない。気にしない。

自然=人間の手が加わっていない、あるがままの状態のこと。

日頃、仕事で向かう六甲山は植林だらけ。

「自然豊かなお山」とは言えない自分がいる。

自然=let it beと捉えれば、スッキリ。納得できた。

多くの人に愛されている、六甲山。

みんな、がんばってる。

自然治癒力って、どんな力なんやろ?」

仕事上、中医学を学ぶときに

日本と中国では同じ言葉(漢字)を使っていても

意味は全く違う場合もあって戸惑うこともある。

東京在住の中医師(中国人)の先生に伺ってみると、

中医学においても、「自然治癒力」という言葉はある。

そして、全く同じ意味とのこと。

これには驚いた。

「中国語の自然(じねん)」と「日本語の自然(しぜん)」は違う意味だったはずなのに!

中医師の立場では

自然治癒力=正気」と考えるようです。

中医学の治療原則のひとつ

「正気を扶け(たすけ)、邪気を除去する」

確かに、正気と考えると非常にわかりやすい。

これまたスッキリさせていただきました!

さ。ついでに英訳してみよ。

natural healing power

self-healing power

spontaneous cure

並べてみると、どれもしっくりいかない。

統合医療を教育しているアンドリュー・ワイルさんの指定翻訳者・上野圭一さんの著書を読んでいると「自発的治癒力(spontaneous healing)」という新鮮な言葉が出てくる。

これいいなあ。

また

自然治癒力の意味を日本人的に考えてみる。

「自然=いのち」ではなかろうか?と思った。

「いのち」とは?

<生きるための知恵>であり、<息の道>である。

親に感謝し、先祖を敬い、こころを育み、体話し、積み重ねる日々・・・

早寝早起き、息(呼吸)を大切に、食べ物に感謝して、暮らしを調える日々・・・

これでいい。

まだまだ、できないことだらけやけど。

あ、あかんがな・・・!?