シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

【まず手の当て方を覚えることが最優先!?】推拿クラスでの気づきなど。

中医推拿学・腰痛全般】
上海中医薬大学附属日本校にて。

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そもそも腰痛ってどんなもの?からスタート。
今回は、黄帝内経に記載されている養生観を参考に、冬養生→腎を守る→腰痛回避という流れで中医学における腰痛」の捉え方にチャレンジ。

 

古代養生観として、
①自然に順う
②動・静の結合
③適中、有度
の三点を知る。

 

誰しもが納得するシンプルな理論。
ただ、問題意識は知ることよりも、いかに実践するかという問いかけ。
自分に対して、また、ご相談頂いた方に対するアドバイスとして。

  

中医学とは中庸医学なり。
または生き方の医学なり。
大宇宙の中にポツンと在る小宇宙の扱い方を学ぶ試みということ。

 

テーマに関連するキーワードを一部羅列して、古来より受け継がれている言葉の意味などを考察する。これはとても重要なこと。昔からあって、今でも残っているもの。役に立たないわけがない。そういう意味では、新しいものは懐かしいもの(古い)には勝てないとも考えられますね。

 

推拿は手技療法。
手技とは技術なので、鍛錬の積み重ねは大切な要素。同時に壮大なスケールの歴史に想いを馳せて、自分もその一部なんだと思えたらいいなと。

 

外治法の起源は、もちろん手を当てることから始まった。ケガをしたり何かしら病に苦しんでいるときに、なでたり、さすったりしながら、傷を癒すことを覚えていった。先に経絡とか経穴を知っていたわけではない。
その意味で、近頃は理論よりもまずは「いかに手を当てるか」を身につけることが重要だと感じています。

 

さてさて、これまで良かれと思ってライフスタイルを見直したりするも、自分で自分のことを観ることってやっぱり限界があるなぁって感じます。そんな時、波長の合う友人や勉強仲間がいるととっても助かるもの。そういう輪を拡げたいッス。