シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

【脳の構造を知るには絵描きがイチバン⁉︎】

本日推拿クラスデー。

テーマは「自律神経失調症」。
様々な症状がある中で、日本においては5人に1人は悩んでいるとされる不眠症を取り上げる。


不眠症は一般的に以下4種に分類される。
①なかなか寝付けない入眠障害
②夜中に何度も目が覚める中途覚醒
③寝てるけど、満足感のない熟睡障害
④朝早く目覚めてしまう早朝覚醒


過去のノートを参考に実証、虚証それぞれの弁症例をあげてみる。


①心脾両虚
過労、過度思慮などが原因で「心血、脾気不足」を起こしている状態。
顔色に艶なし、寝つきが悪く、眠りが浅い、動悸、疲れやすい、食欲不振、無力感、健忘など。


②心腎不交
ストレスや過剰な精神活動によって、「心火、腎水」のバランスが崩れて、心火亢盛・腎水虚弱になること。
心がそわそわ落ち着かず、途中何度も目が覚める。五心煩熱(手足の裏がほてる、胸が不愉快な苦しさ)寝汗、健忘、耳鳴り、腰だるい。


肝鬱化火
悩み、怒りの感情の抑圧が続き「肝の気機作用」に影響し、体内に余分な熱ができてしまう状態。
怒りやすい、面紅、頭痛、目赤、口苦、便秘、耳鳴り


④痰熱内擾
過度な飲食、梅雨や湿気が湿邪を引き起こし、心身に影響を及ぼす。
痰が多い、胸悶感、吐き気、口臭、頭重、めまい


各弁症例ごとにツボを選択。
また、対症療法として頭面部、項部、胸腹部への推拿手技を練習。


途中、脳絵描きの時間をとってみた。
自律神経の働きを知る上で、脳の構造を知ることはとても大切。写真やイラストなど、見たことがある、知っていることを絵にして描いてみる。一度描いてみると、自分がわかっていること、わかっていないことがよく見えるから有難い。


快食、快眠、快便に代表されるように、健康論上睡眠は重要なテーマ。
自分自身、寝つきはいいほうだけど、果たして良質な睡眠がとれているかどうか、体調管理を含めて改めて考えてみる必要性を感じた。


ということで早く寝ることにする。
おやすみなさい^ ^