【内臓と体内時計について】
体内時計とは
身体に備わっている生体リズムのこと
生体リズムには
・月経周期
・心拍数
・呼吸のリズム
・睡眠のリズムetc
一分単位から一日単位や一年単位など
様々なリズムが存在しています
そのなかで
一日24時間周期のことを
概日リズム(サーカディアン・リズム)といいます
さらに
これらのリズムを統括しているのは中枢時計といって
脳の視床下部の視交叉上核に存在しています
やはり脳は大事ですね
私達はこのリズムがあるおかげで
一定の規則に沿った生活を送ることができています
このリズムを保つ主な要因として
①太陽の光
②食事
③運動
が挙げられます
朝起きる
昼は活動する
夜は眠る
当たり前の日常生活ですが
全て体内時計(⇋生体リズム)のおかげです
このリズムが狂うと
毎日の生活に乱れが生じ
体調不良が引き起こされます
中医学には古くより
子午流注という概念があって
体内時計よりもさらに詳しく「時間×身体」の関係を表現しています
※子午=時刻、流注=経絡ルート
一日24時間を12等分し
十二支と十二経絡を組み合わせた
いわゆる時間治療を作り出しました
体内時計を意識して過ごすと
体調管理・体質改善のヒントになります
体内時計×内臓(経絡)の関係性を身につけて
身体のストレスサインを見逃さないように気をつけましょう
気の循環ルートである経絡は
肺経から始まって各経絡を順に廻ります
肺経→大腸経→胃経→脾経→心経→小腸経
→膀胱経→腎経→心包経→三焦経・・・
最後は胆経→肝経に繋がり
その後また肺経に戻ります
・身体の不調を感じる
・気の巡りはどうか
・経絡の流れはどうか
・夜は十分に寝れているか
・昼は活動的に動いているか
・各内臓の働きはどうか
・飲食はどうか
暮らしを調えるヒントがたくさんでてきます
最後までお読みいただきありがとうございました