シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

学びの極意はやはり【分解と反復】で決まり!?施術会と実技講習の振り返り

本日は芦屋施術会&実技講習の一日でした。

 

施術会は毎月定期的に開催しています。もともと、おはなし会や健康講座に来ていただいたお客様向けに始めました。現在は、お客様のご紹介を通してご利用いただいている方もいらっしゃいます。

 

固定店舗を持たずに活動していますので、みなさまより事前予約を頂戴して、日時・人数を見合わせて、開催決定とさせていただいています。

 

人は誰しも「自分のことは、わかっているようで実はあまり見えていない」ということがよくあります。定期的に健康指導させていただくようになると、対話ならぬ「体話」ができるようになりますので、その都度、状態に合わせて養生法を話し合うことができます。

 


実技講習では、部位別に練習を重ねていきますが、毎回のように感じることがあります。それは「基本手技を正しく習得できるかどうかが、何より最初のステップであること」です。

 

身体の構造を学び、対症療法的にツボや手技、関節技を覚えても、手の当て方をひとつ間違うだけで、手技療法の長所が半減すると考えます。

 

目の前にある症状は改善しても、身体の奥底にある「本来の治る力」が発動しないとでもいいましょうか。

 

手技を施す上で理想の手の形をつくり、いかに手を当てるか。

やはりここでも【分解と反復】が出てきます。

 

・理想の手の形をつくる

・手の当て方を学ぶ

 

この課題2つだけをとっても、ご指導させていただく内容はたくさんあります。目の前の課題を極力細かく分解し、ひとつわかれば、何でも反復練習する。

 

地道ではありますが、これが学びの極意だと思います。

 

数ヶ月経ち、1年が経って、振り返ってみると、以前できなかったことが当たり前のようにできていることに気づきます。そのとき、成長した道のりを共有できる仲間がいると喜びが倍増します。

 

学び、学習、稽古、、、

 

できないこと、わからないことにチャレンジすることって、楽しいこと!

 

今年は私にとってもチャレンジの年。

楽しく、中身濃く、まだまだ勉強は続きます。