シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

【脳疲労の考察、問診ワークなど】3月講座案内など

【3月講座内容について】
<宝塚>
■日時:3月1日(木)10時 
■場所:ソリオ宝塚
■内容:【脳疲労の構造を考える】
・疲れとは、脳疲労・内臓疲労・肉体疲労の3種類に分類できる。
・前回同様、男女問わず更年期ごろから気になり始める「物忘れ、健忘」について、大事なテーマなのでもう一度じっくり考察します
 ・睡眠障害各種、頭痛、高血圧、首肩こり、イライラなど春養生に繋がります。
 
 
<芦屋>
■日時:3月1日(木)14時 
■内容:【中医学の診断法】
中医学における四診(望・聞・問・切)とは?
・内臓絵描きを通して五臓五腑の位置関係、各々の働きを学びます
・問診ワーク(自他を診る・知る訓練)
顔色、舌、爪、皮膚、眼、筋肉の硬直、声質、姿勢etc、身心の状態を教えてくれるヒントはたくさんあります。

これらの情報を集めて、常にいまの状態を把握することが大切です。

「内臓絵描き」を通して、主に五臓五腑の位置関係や各々の働きを学びます。

また今回は「問診」にフォーカスします。
①簡易問診表を使って自分の弱点を見つけるワーク
②自分の状態を話すワーク
③相手の話を聴くワーク

自らの身心の状態を知ることが、即ち治ることにつながります。


■お問合せ:やくぜん倶楽部
 TEL 09067517862
  📧  yakuzenclub@gmail.com
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皆様のご参加をお待ちしております。

【脳の構造を知るには絵描きがイチバン⁉︎】

本日推拿クラスデー。

テーマは「自律神経失調症」。
様々な症状がある中で、日本においては5人に1人は悩んでいるとされる不眠症を取り上げる。


不眠症は一般的に以下4種に分類される。
①なかなか寝付けない入眠障害
②夜中に何度も目が覚める中途覚醒
③寝てるけど、満足感のない熟睡障害
④朝早く目覚めてしまう早朝覚醒


過去のノートを参考に実証、虚証それぞれの弁症例をあげてみる。


①心脾両虚
過労、過度思慮などが原因で「心血、脾気不足」を起こしている状態。
顔色に艶なし、寝つきが悪く、眠りが浅い、動悸、疲れやすい、食欲不振、無力感、健忘など。


②心腎不交
ストレスや過剰な精神活動によって、「心火、腎水」のバランスが崩れて、心火亢盛・腎水虚弱になること。
心がそわそわ落ち着かず、途中何度も目が覚める。五心煩熱(手足の裏がほてる、胸が不愉快な苦しさ)寝汗、健忘、耳鳴り、腰だるい。


肝鬱化火
悩み、怒りの感情の抑圧が続き「肝の気機作用」に影響し、体内に余分な熱ができてしまう状態。
怒りやすい、面紅、頭痛、目赤、口苦、便秘、耳鳴り


④痰熱内擾
過度な飲食、梅雨や湿気が湿邪を引き起こし、心身に影響を及ぼす。
痰が多い、胸悶感、吐き気、口臭、頭重、めまい


各弁症例ごとにツボを選択。
また、対症療法として頭面部、項部、胸腹部への推拿手技を練習。


途中、脳絵描きの時間をとってみた。
自律神経の働きを知る上で、脳の構造を知ることはとても大切。写真やイラストなど、見たことがある、知っていることを絵にして描いてみる。一度描いてみると、自分がわかっていること、わかっていないことがよく見えるから有難い。


快食、快眠、快便に代表されるように、健康論上睡眠は重要なテーマ。
自分自身、寝つきはいいほうだけど、果たして良質な睡眠がとれているかどうか、体調管理を含めて改めて考えてみる必要性を感じた。


ということで早く寝ることにする。
おやすみなさい^ ^

【前頭筋(おでこ)を丁寧にほぐすと首のコリが和らいだ⁉︎】

本日往診デー。

遥々電車に揺られて以前住んでいた武庫之荘へ。


背中が曲がってしまって特に首肩に痛みアリ。
寝ようにも寝れず、台所にも立てず、助けてほしい。
何とかなりませんか?とのこと。

お伺いしてびっくり。
立ち姿では前を向けない、見れない。
椅子に座っても頭が垂れ下がってしまってる。
仰向けに寝転がると、頭を枕にのせることができないほどの状態。


慎重に肩背部と上肢下肢をほぐす。
手のひらと手指、足首は特に丁寧に。


そのあと仰向けにチャレンジ。
骨盤に手を当てながら体をゆっくりと揺らす。


顔色もだいぶ良くなってきた。
口数も増えてきたので、何とかなりそうに感じた。


後頭部を支えながら、前頭筋(おでこ)を丹念に揉む。
頭部をまんべんなくほぐしてから、大胸筋へ。


やった。
頭と枕がくっついた。


お陰様で生き返りました。
ありがとうございました。


とんでもございません。
お役に立てて嬉しいです。

【脳と体幹の絵描きにチャレンジ!?】運動と身体の学び方<脳と体幹編>

本日スクールデー。
テーマ学習「運動と身体」では 、昨日に引き続いて脳の仕組みを学習。
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大脳、小脳、脳幹の3点の働きをバッチリ調べて再度絵描きにチャレンジ。
 
 
次に体幹へ移って、胸部を調べる。
胸部は心臓と肺と食道の3点で覚える。
そして、絵描きにチャレンジ。
 
 
それから腹部を調べる。
こちらは肝臓と消化管と腎臓の3点で大雑把に覚える。
そしてこれまた絵描きにチャレンジ。
 
 
最後の仕上げとして、脳+体幹を合わせて絵描きする。
色んな「身体」が出来上がって興味深かった。
 
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正直言って、少しヘンテコな部分もあった。
けど、これは笑えませんよね。
大人でもそんなに簡単には描けません。
 
はじめに骨ありき。
骨個々の名前に触れ、その骨の集まりが体を支えている、また内臓を守っていることを知る。
その内臓たちを絵に描いて大雑把に把握する。
 
 
ここまではいい感じではなかろうか^ ^

【知識は本からをおススメしたい!?】運動と身体の学び方<頭蓋骨編>

本日スクールデー。

テーマ学習「運動と身体」では、頭蓋骨の構造を知ることにチャレンジ。

 

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皆先週に図書館で参考図書を借りてきてるので、まずは「知識は本から」を実践。

 

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少々面倒な作業だけど、時間をかけて調べぬきました。

 

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あとで答え合わせをしたら間違いもあった。
けど、全く気にしない。

 

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頭蓋骨って、色んな骨が繋がりあってるんだなぁいうことがわかればそれで良しっ。

この頭蓋骨にガッチリと守られている脳を絵描きを試みる。

みな思い思いに描いてみた。

 

 

木みたいなやつ、
メロンパンみたいなやつ、
なんとも表現しにくいやつ、
色んな脳が出てきて興味深かったな。

 

 

大脳、小脳、脳幹について正確に伝えておきたいことなので、多少時間をかけて説明。

 

 

最後にふと思いつきで宿題を出した。
日本人の頭は外人と比べて大きいほう?
それとも小さいほう?
またそう思う理由はどんなこと?

 

 

明日も脳の話が続きます^ ^

【シンプルな動きを繰り返すことに意味がある⁉︎】推拿クラスに思うことなど

本日推拿クラス・デー。

テーマは腰痛。
腰痛ってそもそも明確な定義はなく、原因がわからないものがほとんど。

講義用に資料を作りつつ、これまで学んできたことを振り返ってみても、実はイマイチしっくりきていないことに気づく有様。


はてさて。どうしたものか。


体と身体と體の意味の違いを考えてみたり、骨の役割や筋肉の構造を改めて学んでみる。


経穴の魅力を知るという意味で四総穴を紹介。

四総穴
肚腹三里留
腰背委中求
頭項尋列缺
面口合谷収


現状、基本手技の習得が絶対のテーマなので、腰背部、臀部、下肢と部位を分けて、ひたすら練習を繰り返しました。近頃は手技の種類もある程度絞って練習するようにしています。


最後は気功の時間。
シンプルな動きを毎日繰り返すことに意味がある。


基本手技の練習って、毎度同じことの繰り返しなんだけど、その都度何か気づきがあるものです。


スキルアップに繋がるきっかけも人様々。奥が本当に深い分野なので、習得は決して簡単ではないです。当たり前ですね。


ただ、稽古の中で何か新しい発見が見つかると本当に嬉しくなる。そういう瞬間が増えると益々楽しくなる。そうならねばならん。


僕自身、過去学ぶ楽しさを感じる瞬間がいくつか重なって現在に至っています。


まだまだ勉強途中です^ ^