シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

実技講習

ていねいに手を当てて、老廃物を流しきる。

レッスンのテーマは下肢と頭部。 下肢は膝下・大腿に、頭部は頂・側・後に分けて考える。 浮腫み、腰痛、首こりに良いなど、施術仲間のあいだではお馴染みの部位となっている。 ていねいに手を当てて、老廃物を流しきる。 施術後に起き上がると、腰の痛みが…

推拿の原理は気功そのもの。

推拿練習会の振り返りパートⅢ。 一指禅の理論を頭にインプットして、膝下への施術を行います。 練習が始まると、ずっと同じ手技のままということはありません。 次によく使う手技として、按法を加えました。 両方の手のひらを部位におき、極力弱い圧を加えな…

昨年、お弁当箱が小さくなってから、ゆっくり食べるようになった。

推拿練習会の振り返りパートⅡ。 おしゃべり好きが集まるので、話題に事欠くことはない。 「早食い」が多くの症状の要因になることが多いので、問診票に加えようという話があった。 そういえば、若い頃から早食い、大食いのタイプだった。 昨年、お弁当箱が小…

ん?目がパッチリ開いたぞ!

定例の推拿練習会。 本日は「一指禅」の探究ワークに取り組みました。 米袋を使って、姿勢や指の動かし方を細かく練習したことが懐かしい。 理解=説明できること。 手技一つとっても、きちんと説明できるまで言葉の変換を繰り返します。 膝下~足首への施術…

知識や技術を学ぶだけでなく、一つの事象から深く読み取る姿勢を養いたい。

今年最初の推拿練習会。 いつものレトロ喫茶で待ち合わせて、おしゃべりからスタート。 今年のテーマは、「自ら新しいことを学び続ける基盤を身につける」とした。 知識や技術を学ぶだけでなく、一つの事象から深く読み取る姿勢を養いたい。 推拿の基本は一…

【そして、何より気持ちいいから】2312推拿練習会の振り返り

12月推拿練習会の振り返り。 養顔推拿を究めたい、という想いが日に日に強くなっています。 発端は頭面部への手技を学んだときの心地よさと断食学で教わった「脳疲労」の2つ。 また、受け手は「呼吸」がしやすい体勢でいられるし、施術者は座っているので手…

芦屋、神戸に続いて、三田市でも施術会を開催します!

芦屋、神戸に続いて、地元でも施術会を開催することになりました。 半農半X本を読み直して、8つのキーワードから「地域活動」を意識して辿り着きました。 自宅近くでスペースをお借りします。 月1程度、定期的に開催できればと思っています。 施術、健康相談…

神丘温泉で出会った80歳指圧師の言葉「全部、毛管やで!」を思い出した。

中医探究|理論編 本日のテーマは「血」。 血液と血管をイメージして、頭のなかにあるキーワードを集めます。 女子以血為本、人は血管から老いる、毛管やでetc. 血液よりも血管を強く意識している自分に気づきました。 神丘温泉で出会った80歳指圧師の言葉「…

【欧州からお客様来る】施術会と手技レッスンの振り返り

本日は、芦屋施術会&個人レッスン。知人の紹介で、なんとアンドラ出身の方が施術を受けに来られた。下手っぴな英語を笑顔で受け止めてくださり、無事にセッションスタート。わずかな時間だったけど、精一杯の気持ちで対応した。昼休憩なし、朝から夕方まで…

【理論と実践を合わせて理解を深める】手技レッスンの振り返り

推拿手技の個人レッスン。 今回のテーマは相談のうえ頭面項部に決まりました。 気血精津液、臓腑経絡、体質といった概念を念頭に取り組みます。 百会、四神聡をていねいに刺激して、その後は頭部を全体的にリズムよくほぐす。 今回は、圧加減を細かく微調整…

【中国伝統医学は、世界の宝庫です。人類の健康のために中医学を学びましょう】R先生の言葉。

私と一緒に写っているのは上海中医薬大学附属龍華医院のR先生です(2016年当時)。初めてお会いしたのは2006年。当時、日本に来られた際に関空までお迎えに行き、大阪・奈良観光をご一緒させていただきました。推拿を学んでいることを伝えると、手…

生命を健全に保つキーは【胃の気】である。

日頃、いろんな視点で身体を眺めていくうち、なるほど!と合点がいく理論に辿り着くものです。今回は「五臓はすべてその気を胃から受け取ります。胃は五臓の本です(玉機真蔵論)」という言葉に出会いました。胃の気にたよらなければ、生命を…

【首の痛み→背中への施術で改善】

www.youtube.com 手技レッスン時に撮った動画。 施術モデルさんは首の痛みを仰っていました。 お身体に手を当てていくうち、背中に一部筋疲労が見つかりました。 背中を全体的にほぐしてから、気になるポイントへの施術を行います。 強くなく、弱くなく、ほ…

【温もりが伝わってくる手技】

先日のレッスン中に撮った写真と動画をいただいたので、そちらを見ながら振り返ります。 レッスンで一番大事にしていることは、お客様が何のためにスキルアップしたいのかという想い。 ご本人はもちろんのこと、私自身がきちんと理解しなけ…

【ちしきはほんから

おはなし会用の資料作り。 今回のテーマは「気功」なので、いつも通りキーワードの「精気神」について書き出します。 ある程度のボリュームで言葉たちが出揃いますが、何だか不十分に感じられたので本棚をチェックしました。奥のほうに「…

手技上達のためにはどんな練習が必要なのか

あがーる&さがーる、、、笑手技上達のためにはどんな練習が必要なのか。これまで20年間学んできたなかで、一番印象深い教えは「毎日の気功」です。「自然が主役である」とするならば、まずそのエネルギーを受け取る。そして、十…

娘とおてあてタイム

中医には小児推拿という独特の概念があります。理論に則り、特有の部位・ツボ・手技を用いて、体質増強や健康増進を目的に施術を行います。我が家では睡眠不安、風邪引き、腹痛など大いに役立っています。娘はどちらかというと、スキンシップを求めて近寄っ…

9月芦屋施術会の振り返り

芦屋で施術&レッスン。定期的に施術を受けていただいているN様。「随分冷え込んできましたね」と、いつも通り天気の話から始まる。実技レッスンでは、ご家族を練習モデルに連れて来られた。初めての方は、ソフトな圧加減に驚かれることが多い…

【腸が大きく鳴った!?】9月施術会の振り返り

9月施術会の振り返り。職場で感じる心の緊張が続いて、気がつくと体調不良に陥っていたお客様。ヒアリングをして、皮膚の硬さを感じた両肩とお腹に手を当てる。最初は皮膚をつまむようにして、力加減を確認しながら手技を施していきます。その…

肩もみの魅力を再発見。手軽に感じていることが、実は難しい。技術だけではなく、心持ちによるからね。

年齢・性別を問わず、多くの方が肩こりに悩まされています。スピード重視、ネット社会などの影響があるとはいえ、この「疲れ」は何とかしたい。手の当て方を覚えるだけでもいい。心を込めて触れていくうち、身心が徐々にほぐれていきます。血が巡ると、心も…

手技療法の魅力をもっと感じたい。そして、伝えたい。

月1練習会。ドイツ戦で感じた冨安選手の抜群の身体能力を題材に、身体観について意見交換。たった5秒のプレーだけど、筋肉、骨格、鍛える、ほぐす、栄養学など、すべてが含まれる。最後には「全部や!」となる。身体の緊張や痛み、運動…

「結局、毛管やで」を思い出した

8月施術会の振り返り。 この夏は「生命誕生の条件」、「身体の故障は足首から始まる」という言葉が頭の中を巡っていた。これまで学んできた、食事療法、断食学がとても役立っている。九州で出会った指圧一筋の治療家の声を思い返す。「結局、毛管…

8月推拿練習会にて。自然界の循環と身体の構造はリンクする。このアタリマエを何度でも。

これまで学んできたことを、機会があるごとに復習する。この気持ちを保つことが大事ですね。定期的に練習するメリットとして、「推拿の魅力を伝え合う良い機会である」が挙げられます。【推拿の魅力を感じている方々と交流したい!】そ…

推拿の魅力「美容養顔」

推拿のなかで、中医独特の魅力を感じる作用が「美容養顔」です。施術を受けたあとは、目の周りや頭の疲れがスッキリする。そんな感想をたくさんいただきます。さらに、特筆すべきは、面部の望診により内臓下垂が浮き彫りになるところ。経絡…

手技上達には毎日の気功がいい!

推拿練習会にて。手技上達のためには何が必要なのか。よく話題にあがるテーマです。これまで20年間学んできたなかで、一番印象深い答えは、上海で教わった「毎日気功を続けること」でした。よくよく考えると、気功の原則である調身・調息…

シンプルな手技ほど、実は難しい

本日のワークは推拿の基本作用のまとめ。中国語の教材から8つの作用を選んで整理する。行きの電車で思いついて、早速取り入れました。手技は「按法」の練習。手の当て方だけでなく、上下の重心移動を意識して行います。シンプルな手技ほど、実は…

以前お勉強会でお世話になった先生を見かけて、ご挨拶。気分がスカッとした。

芦屋にて実技講習会。今回は上肢+背中への手技を練習しました。経穴よりも経絡を、経絡よりも心を込めて手技をすること。当たり前のように感じられるけど、これを手技で表現することは意外と難しい。 以前お勉強会でお世話になった先生を見かけた。…

【醫に按摩法有り】心にしっくりと響いた、思い出深い言葉です。

「醫に按摩法有り。経絡を按(お)して鬱閉の気を通じさせ、腫れているところを摩(な)でて、それを散らせば患(わずらひ)が癒える」自宅の本棚にある本から見つけました。そもそも、手技の起源は怪我や腫れを和らげる「手当て」「動作」に始…

練習の機会は原点回帰のきっかけにもなるね

6月推拿練習会にて。 手技のテーマは基本の徹底を思って 推拿の「拿」を選びました。 挤圧類に属す拿法は 「とらえる、つかむ、つかまえる、ひく、力を入れてひっぱる」 という意味が含まれます。 台湾より訪れた中医師の先生方から手技を教わった際に、 ひ…

【自分の病を人任せにしない】患者力を深く考える。

推拿の練習会で行った【患者力ワーク】 自分の病を人任せにせず、自分事としてきちんと受け止めること。 そのチカラを培うために必要なモノって何だろう? 8つのキーワードを並べて、メンバー間でアンケートを行い、票の多かった「無意識・感応・信念」につ…