シンプルなカラダづくりを考える

中医×探究思考÷畑で過ごす日々

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

何度もやり直すうちに、スポンッとまとまった

中医理論の中からテーマを一つ選んで、自分の言葉で説明文を考える。プライベートレッスンでよく行うワークです。ルールは54字ちょうどに収めること。今回のテーマは「弁証論治」。頭をフル回転の90分。何度もやり直して、一番伝えたいキーワ…

【中庸】気になったので、自分の想いを140字にまとめてみまし

何事にも囚われることなく、その時々に応じて適切な自己表現をする。自分の立場を弁えつつ、喜び、悲しみ、怒りといった感情を、出すべき時は出し、控えるべきときは控える。軋轢を避けるように、波風を立てぬように振る舞うものではない。 その言…

【人在気中、気在人中】大好きな言葉を考察

私たちの身体は「目に見える部分」と「目に見えない部分」で成り立っている。臓器と空間の関係性と捉えるとわかりやすい。中医学ではこの「空間」にこそ、生命を育む本質的な力が存在すると見なしている。すべては「気」ありき。この空間に目を向け…

「代替医療」という言葉の奥深さ。

近頃は【オルタナティブalternative】という言葉に興味があります。初めて知ったのは、上野圭一さん×辻信一さんのトークイベント。そちらで「代替医療-オルタナィブメディスンの可能性」を手に入れました。読む度に新しい発見があって面白い。…

【三分治七分養】を考察

日々の養生がより大切であるという考え方。万人皆個人、養生法も人それぞれではあるが、「食・動・想・息・絆」の5つにまとめることができる。気になる症状がおさまらない、気持ちが安定しないときなどは、日常生活を見直すチャンスと捉…

推拿の魅力を話し合う。何度でも。

推拿練習会。人は昔から何もなくても背中をさすっていた。内臓の毒を出すためだった。という言葉を思い出して、背中と痰飲・瘀血をテーマにしようと思いつきました。推拿の魅力を話し合うなか、人は美しい動きに心地よさを感じるということを改めて実感…

アイスマンの記事に生命の神秘を感じる

1991年にアルプスの氷河で発見されたアイスマン。新石器時代を生きた。背中や脚など15カ所に刺青のような跡が残っていて、それらの一部が鍼灸の経穴と一致していた。経験、理論などなかった時代に、目に見えない、触れないエネルギーの存在を…