ある小学校1年生の児童の書いた「努力のつぼ」という作文があります。がんばっても思うようにできない、そんなときにこの話でずいぶん気持ちが和らいで、またがんばろうという気持ちにさせてくれる作品です。
【出展:朝日作文コンクール「子供を変えた親の一言」作文25選 明治図書】
人が何か始めようとか、
今までできなかったことをやろうと思ったとき、
神様から努力のつぼをもらいます。
そのつぼはいろんな大きさがあって、ひとによって、
ときには大きいのやら、ちいさいのやら色々あります。
そしてそのつぼは、その人の目には見えないです。
でも、その人がつぼの中に一生懸命「努力」を入れていくと、
それが少しずつたまって、いつか「努力」があふれるとき、
つぼの大きさがわかるというのです。
だから休まずにつぼの中に努力を入れていけば、
いつか必ずできるときがくるのです。
私はこの話が大好きです。
幼稚園のとき、初めてお母さんから聞きました。
その時は、横ばしごの練習をしているときでした。
それから一輪車や、鉄棒の前回り、跳び箱、竹馬。
なんでも頑張っているときお母さんに頼んでこの話をしてもらいます。
くじけそうになったときでも、この話を聞いていると、
心のなかにおおきなつぼが見えてくるような気がします。
そして私の「努力」がもう少しであふれそうに見えるのです。
だからまた頑張れる気持ちになれます。
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めっちゃいい作文です。
ぜひ息子にも話してみようと思いました。