早安。
小雨の心地よい朝模様です。
「病や苦しみを得て、自己を究極に委ねるべきは、医療ではなく、《いのち》であることに気づいたとき、一種の放下が起こり、その結果、まるで勇気を持って放下したことへの恩寵のようにして癒しが起こる…」
がん患者学 柳原和子
放下(ほうげ)
捨て去ること、
迷いや執着を手放すこと、
捨て去って、自己を大いなる《いのち》に全託すること。
一匹の動物だった自己に還ること…
人間って、一人の中に
相反する二人が常に存在しているようなものやと思います。
その二つのモノの間で、試行錯誤を繰り返すことによって、考えを深め、思いを広げることができるもの。
さぁ、もうひと踏ん張りですっ。