正木高志さんのブログより。→★
【以下転載】
9.11
五輪誘致のプレスミーティングで、放射能汚染水もれに関する記者たちの厳しい質問にしどろもどろの回答をする日本代表をみて、東京はないものと高を括っていた。
甘かったなと、われながら思う。
私情をはさまずに冷静に考えてみれば、意外でもなんでもなく、当然の結果だった。
原発事故を理由に東京開催がなくなったとしたら、世界が「原発の危険」を認めたことになる。
まだまだ原発をつくり続けようとしている原子力マフィアが、そんな決定をゆるすわけがない。
原発の利権にくらべればIOC委員へのロビー活動費用なんて安いものである。
グローバル企業(=原子力マフィア)は東京誘致に成功したことで大きな利益をえた。
(1) まず、これで原発の安全性が公式に認められたことになる。
(2) そして日本は五輪誘致を歓迎し、喜んでこれからもフクシマの事実を隠しつづけるだろう。
(3) さらにTPPで東京五輪の利権をしゃぶりつくすことができる。
甘さは、五輪誘致を日本の問題とみていたことにあった、と思う。
オリンピック興業はすでにグローバル企業に買い占められ、乗っ取られており、もはや国家の事業ではない。
原子力マフィアにとってみれば、どこで開催するかなど些末なことにすぎず、重要なのは「原発の安全神話をまもること」だったろう。
安倍首相の嘘は計算されつくした演技だと思う。
汚染水がブロックできないから、情報を完全ブロックすることにした。
プロデューサーはグローバリスト、ディレクターはアメリカのシンクタンクだ。
もうこんな国に住みたくない!という悲鳴さえ聞こえてくる。
賛成だ。
こんな国は捨てよう!
そして地球市民になろう!
グローバリストたちは、とっくに国を捨てている。
国民を切り捨て、国家を超えた、グローバル企業。
だから国民や国土に対してこんなに無慈悲なことができるのだ。
ナショナリズムは国民のものではない。1%のグローバリストが99%の国民を支配するために煽っているにすぎない。
原発を本気でなくそうと思うなら、私たちは国家を超える思考と戦略を、むしろ彼らから学ぶべきではないか。
国家意識を超えてglobal people として取り組んではじめて、乗り越える道が見えてくる。
国家はもう古い。
今日は911。
大惨事のショックに便乗して、グローバル資本がアメリカを乗っ取りはじめた日だ。
あの日からアメリカの弱者は切り捨てられ、食い物にされていった。
そしてこの12年間に、アメリカはグローバリズムの植民地になってしまった。
その同じグローバリズムが、311ショックに便乗して、巨大な津波のように日本に襲いかかってきた。
グローバリズムにコントロールされたナショナリズムほど危険なものはない。
そしてオリンピックほどナショナリズムを煽るものはない。
【転載終わり】
数年前から、8月ってなんやソワソワする時期という印象がある。
ヒロシマ、ナガサキ、敗戦の日・・・、日本人にとって特別な月なので当たり前かもしれん。
自分にとって「何かに気づいたり」「ひょんなことで浄化されたり」するタイミングやと思う。
今夏はふと、直感的にfacebookを止めてしまおうと思い立った。
かれこれ一か月ほどノーチェックやけど、気分は晴れやか。
もうしばらくこのままでいい。
息子との「そわか問答」楽しく!?継続中です。
「今日、感謝したことは何ですか?」
「父ちゃんがお仕事にいってくれてること。」
おおぉ!わが師よ、ありがとう!
父ちゃんはめっちゃうれしいぞ!
なんか旨いもんでも食べに行こうぜ~!