さて、ボチボチと開催中の健康講座のこと。
中医学の学び方をお伝えするいうテーマのもと、
日頃いろんなお話をさせていただいています。
その都度、
自分でも"やっぱりそうか!"っと
膝とかテーブルを軽く叩くことがあります。
それは、、、、
【自ら独自の視点をつくるように心がけていると、より実りのある収穫を得ることができる】ということです。
???
そんなん当たり前やんって
ツッコミを入れてきた方もあります。
でも、
失礼を承知の上で、
今日はどんなことを求めてご参加いただきましたか?って改めて伺ってみると、
なかなかサッと答えが出てこないことが多いんです。
以下、
とある日、
とある知人に教わったことです。
1、
情報というものは受け身で処理するな!
受け身は無駄と心得よ!
2、
予め自分が求めている問いを用意せよ!
それが独自の視点になる!
3、
その問いに対する答えのみを模索すべし!
それが読み解くの心得なり!
その他は捨てる!
ずばーーーーッといわれました。。。
でも、、、
ははぁーーーッ!
妙に納得のお話でした。
何を隠そう、、、
僕自身が目の前の情報を必死にメモし、
なるべくたくさん頭に詰め込もうとしていつも失敗しているタイプだからです(笑)
その後、講座においてもその教えを参考に、
シンプルな学び方をお伝えするように心がけています。
一日一つのテーマ。
そのテーマをおよそ3段階に分けて整理していく。
■例
テーマ/特徴
3段階/全体観/弁証観/恒動観
テーマ/基礎
3段階/元気説/陰陽説/五行説
テーマ/人体観
3段階/気血津液/臓腑経絡/体質
テーマ/発病観(病因)
3段階/六淫/七情/生活習慣などなど、、、
自らの経験値ですが、
上記各3段階揃って初めて意味をなします。
加えて、、、
このテーマの順番も重要なんです!!!
この順番でないと、
結果的にチグハグになってまうんですぅ~~~
気を取り直して、
実際に書き出してみると、
不思議と頭の中に順良くインプットされていきます。
また、嬉しいことに理解も深まりやすいです。
この3段階をセットにして理解することができたら、
そこからさらに掘り下げて学びを深めていく。
気とはなんぞや?
血の働きとは?
津液って?
臓腑?其々の機能?関係性?
経絡って何?
体質?
どんな情報を元にタイプ分けしていくの?
などなど、、、
これでよしです!
まずは基礎理論を徹底的にマスターする!
すると、
自分の体調のこと、
自分のストレスサインは何なのか、
どんなことをしたら身体が喜ぶのか、、、、
いろんなことがわかるようになってきます。
これこそ古代から受け継がれてきた伝統医学の学び方だと考えています。
これこそ私達が取り組まないといけない稽古事だと考えています。
理解して、
次は伝えることができて、
理解してもらうことができて、
伝えてもらうことができて、
やっと継承できます。
当たり前と言えば当たり前なんです。
でもそれがなかなかできないもんなんです。
少しでもお役に立てればという思いで活動しています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。