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【拠り所はやっぱり・・・!?】中医発病観(病因・病機)を考えるの巻

7月講座のテーマ「発病観(病因・病機)」用にあれこれ調べているうちに、辿り着いたのは結局教科書とこの分厚い本やった。

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「拠り所は常に教科書」ということを再認識しましたっ(笑)

 

 

以下、中国医学の歴史(東洋学術出版社)より引用

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p342 病因学

中医病因学のいわゆる三因説(内因・外因・不内外因)は『内経(BC475-221)』に始まり、『金匱要略(AC200-210傷寒雑病論のダイジェスト版ともいわれる)』でその基礎が築かれた。そして宋代の『三因極一病証論(略称・三因方)』に至り、始めて病因学説として確立し、中医理論体系のなかに位置づけられるようになった。

 

『三因方』1174年に18巻の書物として出版され、またの名を『三因極一病原論枠』とも称する。本書は「三因に分かち別れ、一治に帰す」より命名されたもので、「医事の要、三因を出ることなし」との認識に基づき、三因を病証と結び合わせて詳細に論述した。すなわち複雑な病因を内因・外因・不内外因の三つに分類したのである。

 

そして、内因とは喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の七情であり、外因とは寒・暑・燥・湿・風・熱の六淫と瘟疫(おんえき)の気(急性伝染病の病原体)であり、不内外因には食餌の不摂生・獣や虫による咬傷・切り傷・打撲骨折などが含まれる。

 

七情は「まず臓腑より鬱が発し、外は肢体に形(あらわ)る」ゆえに内因とする。六淫は「まず経絡より流入し、臓腑に内合す」るゆえに外因とする。「飽食と飢餓」のような極端な食生活などは「通常の状態に反している」ことから不内外因とするのである。

 

これらの病を引き起こす要因は、それ単独で発現することもあれば、いくつかが重なって発病に至ることもあり、それらを完全に分けてしまうことはできない。このため弁証施治が目指すものの一つに、証を審らかに観察して病因を求めるということ、すなわち「審証求因」がある。

 

(中略)

 

この時期、痰飲・瘀血などの病因についても研究が進み、例えば、『丹溪心法』では、「痰はこれ物なり、気に随い昇降し。到らざるところなし」と、痰飲は多種の疾病を発生させるものとして認識され、劉完素も積飲留飲(※)は湿が消えないことから生ずるとの考えを提起している。これらはすべて宋・金・元の時代においての病因学が発展し進歩したことを示すものである。

 

 

積飲留飲

四肢関節の痛み、口の渇き、背中の冷感を引き起こす長期に停留した痰飲のこと。

 

引用終わり

 

 

今回、参考図書などに目を通して新鮮だったキーワードは「内傷なければ、外邪入らず」という言葉です。

 

 

内傷⇋内因⇋七情⇋喜・怒・憂・思・悲・恐・驚⇋感情

 

 

感情をある程度制御することができれば、正気(免疫力・抵抗力)によって邪気を跳ね返すことができるということ。

 

感情=七情とくれば、内臓との関わりを知るべし。

つまり五行説を理解しなければならない。

 

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よし、7月の講座は五行と病因・病機を交えてワークショップ・スタイルでいこ。

 

 

ゴールイメージは、講座内で集めた情報を自分なりにinterpret(解釈)して、自らの言葉で表現できるようになること。

 

 

中医基礎理論はどのテーマも深堀りすればするほど面白いものです。

楽しい講座になりますように~っ(笑)

 

 

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 <講座のご案内>

・7月6日(木) 10時 ソリオ宝塚

・7月6日(木) 14時 芦屋市民センター

 

・8月3日(木) 10時 ソリオ宝塚

・8月3日(木) 14時 芦屋市民センター

 

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・7月3日(月)14時に空きがでました。

 

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只今、いろんな地域のところからご依頼を頂戴しています。

車で走れる範囲でしたらどこでも向かいます。

そのうちは海外へも・・・!?

うそです。