本日は中医学健康講座@宝塚・芦屋
今回は主に臓腑経絡についてのお話でした。
中医学を学ぶ上での人体観を身につけるためには「気血津液・臓腑経絡・体質」という3点セットでのまとめ方をオススメしています。
臓腑×経絡の関係性が理解できて初めて、人体の生理機能や病理変化を解釈できるようになります。
足臂十一脈灸経、陰陽十一脈灸経など古代文献のご紹介、日常で使えるツボのご紹介など。
歯脈、耳脈、肩脈とかでてきてオモシロかったです。。。
ただ、、、
一言で経絡といっても肺経、大腸経、胃経、脾経、、、???
正式名称(フルネーム)で覚えようとすると、手太陰肺経、手陽明大腸経、足陽明胃経、、、、???っと読むだけで疲れてきます。。。
おおざっぱには、経絡とは頭→足→腹→胸→手→頭→足・・・延々と続く一本の「気の循環ルートの総称」という認識を持つことがおススメです。
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その中から、今回改めて一本の経絡をご紹介します。
胆の経絡(足少陽胆経)です。
そもそも「胆のう」の働きとして、決断力を司っていると考えられています。
胆力=立腰=決断力と覚えます。
胆経の巡りは側頭部~頸部~脇~臀部(お尻)~下肢外側~足先です。
実は腰痛・膝痛と深く関わっています。
その他、不眠、目の疲れ、頭痛、首の痛み、口が苦い、肌の潤い、消化不良、、、なかなか邪気の溜まりやすい経絡といえますね。
特に風邪(風の邪気)が溜まる風池と風市の2か所は要注意です!!
(邪気が溜まるとその場所に触れた際に痛み(圧痛)を感じます)
実は、この2か所の邪気を一気に取り除く簡単な方法があります。
臨床で偶然発見しました。
いくつか方法はありますが、今回は1種類お伝えします。
それは「側頭部を手当てする」ことです。
この場合「手当て」とは、手のひら(もしくは指2-3本)を軽く当てるだけです。
風池と風市の2か所を触ってみて圧痛を感じた場合、側頭部に手(指)を当てること1-2分程度。
圧痛が自然消滅していきます(笑)
なんだか変な話かと思われるかもしれませんが、本当です。
ただ、経絡に正常な巡りが戻ったということ。
嬉しがっているわけでもありません(笑)
経絡という古来の智慧や概念に感謝したいというような気持ちです。
はい。
是非一度お試しください。
もしくは、喜んでお手伝いいたしますので、一度ご体験くださいませ。
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<次回講座のご案内>
日時:7月6日(木)
場所:10時ソリオ宝塚 / 14時芦屋市民センター
<芦屋推拿のご案内>
6月空きがでました。
・6月8日(木)11時
・7月10日(月)10時、11時
追記::::
今回嬉しかったことは、ご参加の方から「一生に一度飲むだけで脳卒中で絶対に倒れない法」を教えていただいたり、また個人的に経絡学習のプリントを作成してそれをプレゼントしていただいたこと。
こういうお気持ちはありがたいです。
最高に嬉しいです。
そしてとても励みになります。
来月もどうぞよろしくお願いします^ ^