以下引用
ありのままの老いのそばにいっしょにいることは、作物が育ち、枯れ、大地に種をちりばめ、次につなげることに似ていると思います。
本当に豊かな時間がここにあります。
老いて枯れること、カミさんの出産、両方に立ち会って感じたことは、両方ともとても似ているということ。
逝きそうな方の手を握り、「そばにいるよ」と声をかけ、カミさんの手を握りながら、「ここにいるよ」と声をかけ・・・。
最期の息を吐いた時と、産声を上げる時の空気。逝った方と産まれた赤子に最初にかけた言葉は「ありがとう」。
両方ともうれし泣きでした。