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シンプルなカラダづくりを考える

「自分で気づく、自分で治る」を合言葉に健康生活への第一歩をお手伝いします

親が子に教える「ことば」にはとても大きな重みがある。

今朝も青空が広がってますなー

暑くなるのかねー?

近頃は気づけば植物よりも空の写真ばっかり撮ってますわ。

上を向いているほうが気持ちいいのかもしれません。

「日本語はなぜ美しいのか(黒川伊保子さん)」を読んだ。

日本語ということばを母語・母国語を切り口に、

土地柄や身体性、脳の発達や人間形成まで網羅して述べている。

とても面白くて、特殊な日本語を母国語として話せることに幸せを感じる本でした。

母語と母国語の説明が印象的でした。

母語

ある個体の脳が、人生最初に獲得する言語のこと。

脳の基本機能と密接に関わっているので、

後に獲得する二つ目以降の言語とは性格を異にする。

<母国語>

その国の風土と人々の意識とによって長く培われてきたことば。

一つの土地において、似た骨格をもつ民族が、

同じ生活習慣を重ねながら作り上げてきた母国語は

風土・意識・身体感覚とことばがしっかりと結びついているので

ことばに込められた情感が深い。

それから、

◆<母音>と<子音>で分けてみる性質の違いも興味深い。

日本語は<母音>を主体に音声認識する珍しい言語であること。

同類はハワイ語ポリネシア語族のみらしいですよ。

圧倒的少数派であるという特異性。

対して、欧米各国の言語は子音を主体に音声認識している。

上記の<異なる人類>は、そもそも脳の使い方が違い、

言葉と意識の関係性とコミュニケーションの仕組みがまったく違う。

なので、

「生まれて初めて出会った言語、すなわち母語によって宇宙の見え方も、

人間性の在り方も違ってしまうということになる。」

加えて、

◆母音語と子音語の使い手による対話の目的の違いもあるようです。

<母音語>

融和するための手段としてことばを使う。

仲良くなる方法を探るのが対話の目的。

話すほどに融和していく。

<子音語>

境界線を決める手段としてことばを使う。

境界線のせめぎ合いが対話の目的。

話すほど、意識は対峙するので

意味的な合意と、権利と義務の提示、

絶え間ない好意の表明が必要不可欠・・・。

なんかよくわかる。

それから、

母音語の使い手は自然とも融和する。

自然の語りかけを感じることができる。

それは、山に神を感じ、海に神を感じて生きてきたから。

山を守る、海を守る、自然を守る・・・などのことばの使い方は間違いとある。

山、海のご機嫌を損ねないように生活していれば、

山、海から裏切られないことを知っていたから。

何千年も続く、豊かな自然が

私たちに融和する母音語をもたらしてくれた。

融和して共存する日本人の特性は

日本語という母音語がもたらしている。

とても大切なこと教わりました。。。

親が子に教える「ことば」にはとても大きな重みがある。

決して、自然に覚えて、勝手に話せるようになるというものではない。

「ことば」で繋がる親子のコミュニケーション、日々大切にしたいですね。