<育児雑誌 クーヨン 2012-02より覚え書き>
佐藤初女さんのおむすびを食べると、生きる元気が湧いてくるとききます。
一見、なんでもないおむすび。いったい何が違うのでしょう?
「料理は、ただできあがればよいのではありません。ブロッコリーひとつ火を通すのでも、クキが透明になってきたその瞬間に引き上げる。そのときが一番おいしく、素材から人へのいのちの移し替えになるときなのです。おむすびも、簡単なものだと考えるけれど、米を洗うときから丁寧に、米にふさわしいように、吸水も水加減も整える。そうすることで、人のこころに響くようなおむすびになったら、と思っています。」
【食べる】とは、生きる基本、なくてはならないもの。
そこをおろそかにしてはいけない、と初女さん。
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おむすび、毎日食べています。
いのちを養うことはどういうことなのか。
こどもと一緒に、大人もいま、再確認したいことです。